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FP&Aの勘所

【経済・陸運業】陸運業CFO・FP&A視点

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目次
  1. 1. 収益ドライバー式
  2. トラック輸送・宅配型(ヤマトHD・SG HD・日通HD等)
  3. 鉄道(JR旅客・JR貨物・私鉄)
  4. 3PL/ロジスティクス(センコーGHD・SBS HD等)
  5. 業態別の違い
  6. 空欄許容ルール
  7. 横断ナレッジへのリンク
  8. 2. コスト構造原型
  9. トラック輸送・宅配型
  10. 鉄道型
  11. 3PL型
  12. 燃料費・人件費が支配的
  13. 空欄許容ルール
  14. 横断ナレッジへのリンク
  15. 3. 運転資本論点
  16. トラック輸送・宅配型
  17. 鉄道型
  18. 3PL型
  19. 業界の典型値
  20. 空欄許容ルール
  21. 横断ナレッジへのリンク
  22. 4. 資本集約度
  23. トラック輸送・宅配型
  24. 鉄道型
  25. 3PL型
  26. のれん・無形資産
  27. 空欄許容ルール
  28. 横断ナレッジへのリンク
  29. 5. 適切な評価手法
  30. 業態別の評価軸
  31. 業界特有の論点
  32. 空欄許容ルール
  33. 横断ナレッジへのリンク
  34. 6. 経営の打ち手
  35. トラック輸送・宅配に効くレバー
  36. 鉄道に効くレバー
  37. 3PLに効くレバー
  38. 共通の構造的課題
  39. 空欄許容ルール
  40. 横断ナレッジへのリンク
  41. 7. 規制・産業政策
  42. 陸運業に効く制度
  43. 鉄道に効く制度
  44. 政策的追い風 / 逆風
  45. 地政学リスク
  46. 空欄許容ルール
  47. 横断ナレッジへのリンク
  48. このカードの使い方
  49. 関連

陸運業 FP&Aの勘所

共通スキーマ7項目に基づく FP&A 視点の業界カード。
陸運業は**規制インフラ型(業種タイプ4)**として、貨物自動車運送事業法・道路運送法の許認可規制、運転手不足(2024年問題)、燃料費転嫁、駅ナカ収益などが業績ドライバーとなる。
関連: FP&Aカード共通スキーマ / 陸運業(トラック輸送・宅配・ロジスティクス)業界基礎ガイド


1. 収益ドライバー式

トラック輸送・宅配型(ヤマトHD・SG HD・日通HD等)

売上 = 取扱個数(または重量・容積) × 1個あたり単価
    = 集荷顧客数 × 顧客あたり発送量 × 平均運賃
運賃 = 基本運賃(規制で下限)+ 燃料サーチャージ(軽油価格連動)+ 付加料金(時間指定・大型・離島等)

特徴:

鉄道(JR旅客・JR貨物・私鉄)

旅客売上 = 旅客人キロ × 旅客運賃単価
貨物売上 = 貨物トンキロ × 貨物運賃単価
関連売上 = 駅ナカ × 賃料 + 流通・ホテル + 不動産

特徴:

3PL/ロジスティクス(センコーGHD・SBS HD等)

売上 = 取扱物量 × 単価 + 一括委託契約のフィー
    = 倉庫保管料 + 配送料 + 流通加工料

特徴:

業態別の違い

観点 宅配・トラック 鉄道(旅客) 鉄道(貨物) 3PL
売上の主体 運賃(個数×単価) 運賃+関連事業 運賃 委託フィー
規制度合 中(運送事業法) 高(国交省認可)
需要感応度 中(EC・景気連動) 高(人流・観光) 中(製造業景気) 中(在庫水準)
成長レバー 単価改定・EC拡大 インバウンド・不動産 モーダルシフト 物流DX、不動産化

空欄許容ルール

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2. コスト構造原型

トラック輸送・宅配型

鉄道型

3PL型

燃料費・人件費が支配的

空欄許容ルール

横断ナレッジへのリンク


3. 運転資本論点

トラック輸送・宅配型

鉄道型

3PL型

業界の典型値

指標 ヤマト・SG JR・私鉄 3PL
DSO 30〜60日 短期 30〜60日
DIO 0 0 0
CCC 0〜30日 マイナス 0〜30日

空欄許容ルール

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4. 資本集約度

トラック輸送・宅配型

鉄道型

3PL型

のれん・無形資産

空欄許容ルール

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5. 適切な評価手法

業態別の評価軸

業態 第一指標 第二指標 DCF適合性
ヤマトHD・SG HD(宅配) PER 12〜20倍 EV/EBITDA 5〜10倍
日通HD(国際物流) PER 10〜18倍 EV/EBITDA 6〜10倍 中(業績ボラ大)
JR各社・私鉄 PBR + 配当利回り PER 10〜18倍 中(不動産含み益で歪む)
センコー・SBS(3PL) PER 12〜20倍 EV/EBITDA 7〜10倍
山九(重量物・ニッチトップ) PER 10〜15倍 EV/EBITDA 5〜8倍 高(安定収益)

業界特有の論点

空欄許容ルール

横断ナレッジへのリンク


6. 経営の打ち手

トラック輸送・宅配に効くレバー

  1. 運賃改定: 2024年問題を契機に値上げが業界全体に浸透。直接の利益押し上げ要因
  2. ドライバー処遇改善: 賃金引き上げ、福利厚生、女性活躍。離職率低減が KPI
  3. 物流DX: AI配車、ルート最適化、自動倉庫、ロボット仕分け
  4. 3PL化: 単純運送→一括委託への業態シフトで利益率改善
  5. M&A: 中堅同士の統合、海外フォワーダー買収(日通HDの cargo-partner・Simon Hegele)
  6. 物流不動産化: 倉庫資産を REIT 化して身軽に
  7. 株主還元: 配当性向40%以上、自社株買い

鉄道に効くレバー

  1. インバウンド向け商品: JRパス、観光列車、地域連携きっぷ
  2. 駅ナカ・不動産開発: エキュート、ルミネ、ステーションホテル
  3. モーダルシフト: 2024年問題で長距離トラック→鉄道貨物へのシフト需要
  4. 海外鉄道輸出: JR東日本・JR東海のインド・東南アジア輸出

3PLに効くレバー

  1. 大口顧客の囲い込み: 5〜10年契約で安定収益確保
  2. 専門領域への特化: 食品(冷凍冷蔵)、医薬品(GDP対応)、危険物等
  3. 物流不動産の自社開発: 大型先端物流施設(マルチテナント型)

共通の構造的課題

空欄許容ルール

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7. 規制・産業政策

陸運業に効く制度

鉄道に効く制度

政策的追い風 / 逆風

地政学リスク

空欄許容ルール

横断ナレッジへのリンク


このカードの使い方

  1. 個別銘柄レポート展開: ヤマトHD・SG HD・日通HD・JR東日本等の銘柄レポートに 7 項目を骨格として展開
  2. 業態判定: 宅配 / 路線 / 国際物流 / 鉄道 / 3PL の区分で評価軸を切り替える
  3. 2024年問題感応度: 運賃改定±5%、ドライバー賃金±10%でのシナリオ分析を感応度・シナリオ分析と組合せ
  4. 中経進捗フォロー: 陸運業中期経営計画方向性分析 で各社の中経達成度をモニタリング

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