第1号2026-06-05
半導体は「どの工程」が一番儲かるのか — FP&A目線で読む半導体バリューチェーン

同じ「半導体」とひとくくりにされる業界でも、儲かり方はまるで違います。
直近の本決算(FY2025)でならべると、営業利益率は最高48.8%から最低▲8.9%まで、実に57ポイントもの開きがあります。
同じ「半導体で食べている会社」なのに、なぜここまで差がつくのか。
そして、どの工程が一番おいしいのか。
私は普段、企業の数字を分解して「なぜこの利益率なのか」を読み解く仕事をしています。
この記事では、その目線(FP&A=経営企画・財務計画の視点)で、公開情報だけを使って半導体バリューチェーンの「利益の地図」を描きます。
銘柄の推奨ではなく、業界と決算の読み方を体系化する教材として読んでください。
この記事で読めること
- 半導体は「6つの層」でできていて、各層で稼ぐ力が全く違うこと
- なぜAIで業界全体が沸いているのか(2026年の最新の投資規模)
- 工程別の営業利益率ランキング(実データ)と、その「結論」
- ここからが本題:利益が貯まる場所を決める「3つの条件」
- アナリスト/FP&Aが決算を読むときの「5つの着眼点」
- 「世界シェア9割」でも減益になる会社から学ぶ、シェアの落とし穴
- このフレームを半導体以外の業界にも転用するチェックリスト