早見ニュース(夕刊)2026-09-25
早見ニュース(夕刊)2026-09-25(金)
1. 【横断・M&A】プラップジャパン、デジタルマーケ子会社を12月に吸収統合
- 決定 — プラップジャパンが完全子会社プレシジョンマーケティングとの合併契約を締結。
- 実施日 — 2026年12月1日付で吸収合併する。
- 狙い — PRと広告運用、効果検証を一体で提供し、生成AI時代の顧客接点に対応する。
詳細
プラップジャパンは9月25日の取締役会で、完全子会社プレシジョンマーケティングを吸収合併することを決め、同日契約を締結しました。
実施日は2026年12月1日です。
プレシジョンマーケティングは2007年設立で、運用型広告やSNS運用、デジタルマーケティングの戦略立案から効果検証までを担ってきました。
PRが認知や信頼をつくり、広告・デジタル施策が情報を行動につなげるという補完関係を、組織面でも統合します。
両社は7月にAIO(AI最適化)などを研究する専門組織を設立済みで、今回の統合は既存の協業を常設の運営体制に移す動きです。
PR会社と広告会社の境目が薄れるなか、統合効果は売上規模より、企画から実行・検証までを顧客単位で回せるかに表れます。
出典: 株式会社プラップジャパン / https://digitalpr.jp/r/144245 / 2026-09-25 / confidence: High
2. 【経済・損保】損保ジャパン、基幹システムをメインフレームからAzureへ移行
- 移行完了 — 損保ジャパンがOpenFrame7を使い、既存システムをMicrosoft Azureへリホスト。
- 本番稼働 — 2025年6月に開始。2021年9月から約45か月をかけた。
- 方式の要点 — COBOLやアセンブラなど既存資産を生かし、改修を抑えた。
詳細
日本ティーマックスソフトは9月25日、損保ジャパンのランオフシステムがメインフレームからMicrosoft Azureへ移行し、2025年6月に本番稼働したと公表しました。
プロジェクトは2021年9月に始まり、移行まで約45か月を要しました。
対象はCOBOL、JCL、アセンブラを含む大規模な基幹システムです。
損保ジャパンは再構築や書き換えではなく、OpenFrame7で既存の業務ロジックを保ちながら実行環境を移す「リホスト」を選択。
発表では、メインフレームの維持費を削減し、浮いた費用をデジタルサービスやDXに回す方針も示しました。
長期運用が必要な保険システムでは、刷新時の機能追加だけでなく、既存処理を維持して停止リスクを抑える移行も選択肢です。
成否を測る軸は、クラウド化そのものより安定稼働と運用費の変化になります。
出典: 日本ティーマックスソフト(共同通信PRワイヤー) / https://j-town.net/provider/prwire/202609176155/ / 2026-09-25 / confidence: High
3. 【科学・ライフサイエンス】カエルの糖鎖酵素、ヒトと異なる温度で活性
- 研究成果 — 岐阜大学などが糖鎖形成酵素MGAT3の種間差を報告。
- 温度差 — ヒト由来は37℃付近で高活性、カエル由来は25℃で高活性となり37℃で失活。
- 意義 — 酵素の基本構造が似ていても、働き方は生物種で異なることを示した。
詳細
岐阜大学などの共同研究グループは、タンパク質に付くN型糖鎖の枝分かれを作る酵素MGAT3(GnT-III)を、哺乳類・爬虫類・両生類・魚類で比較しました。
研究発表は9月25日付で、論文は9月23日にJournal of Biological Chemistryのオンライン版に掲載されています。
糖鎖を作る触媒領域の構造は種間でよく似る一方、周辺の2領域には大きな違いがありました。
活性にも差があり、ヒトの酵素は37℃付近で高く働くのに対し、カエル由来は37℃で活性を失い、25℃で高活性を示しました。
糖鎖の形は細胞や病態に関係するため、こうした種差は動物実験の結果を人へ当てはめる際の前提にもなります。
研究は酵素の温度応答を説明する手がかりを示した段階で、治療応用への距離は今後の検証で決まります。
出典: 岐阜大学 / https://kyodonewsprwire.jp/release/202609246569 / 2026-09-25 / confidence: High
4. 【国際・海外企業】Eastnine、ワルシャワの40階建てオフィスを取得
【国際・海外企業】【経済・不動産仲介管理】欧州(EU)
- 取得完了 — スウェーデンのEastnineがワルシャワ中心部のThe Bridgeを取得。
- 規模 — 55,300平方メートル、基準価格2億8,500万ユーロ、購入額2億4,000万ユーロ。
- 収益見通し — 全テナント入居後、管理利益/株を18%増の0.36ユーロと見込む。
詳細
スウェーデンの不動産会社Eastnineは9月25日、ポーランド・ワルシャワにある40階建てオフィス「The Bridge」の取得と引き渡し完了を発表しました。
延床賃貸面積は55,300平方メートルで、基準となる不動産価値は2億8,500万ユーロ、実際の購入額は未入居区画の賃料などを差し引いた2億4,000万ユーロです。
資金は手元資金に加え、Erste Groupからの5年融資1億8,000万ユーロと既存物件の借換資金で賄いました。
ローン・トゥ・バリュー比率は55%、一時的なVAT融資を含めると59%になります。
全テナントが入居する2027年末までに、管理利益/株は18%増の0.36ユーロになる見通しです。
収益改善の前提は空室解消に置かれており、賃料の物価連動だけでなく、Visaなど未入居区画の入居時期が実績を左右します。
出典: Eastnine / https://www.eastnine.com/en/press/eastnine-completes-acquisition-bridge-2483323 / 2026-09-25 / confidence: High