早見ニュース(夕刊)2026-08-14
早見ニュース(夕刊)2026-08-14(金)
1. 【横断・サイバー】ニチレイ、従業員情報漏えいの可能性を正式発表
- 発表の中身 — 7月のサイバー攻撃で被害を受けたサーバーの一部に、国内グループ会社の従業員情報が保管されていたと判明。
- 漏えいの可能性がある情報 — 氏名・生年月日・会社メールアドレス・従業員番号など人事労務関連情報。
- これまでの経緯 — 7月13日にシステム障害を公表、15日に不正アクセス(サイバー攻撃)と確認。8月10日にはハッカー集団が窃取データをダークウェブで公開したと報じられていた。
- 現状 — 情報の不正利用は現時点で確認されていないとしている。
詳細
ニチレイは8月14日、7月のサイバー攻撃を受けたサーバーの一部に保管されていた従業員情報について、漏えいのおそれがあると発表した。
対象は国内グループ会社の従業員の氏名・生年月日・会社メールアドレス・従業員番号、その他人事労務管理関連情報で、外部への不正流出や不正利用は現時点で確認されていないという。
同社は7月13日にシステム障害の発生を公表し、15日の第2報で不正アクセスによるものと明らかにしていた。
8月10日には「RansomHouse」を名乗るハッカー集団が、同社から盗んだと主張するデータをダークウェブ上で公開したと複数の媒体が報道していた。
同社は復旧を進める一方、外部専門家とともに調査・監視体制の強化にあたっている。
効いてくるのは、システム復旧の速さよりも、取引先・従業員向けの説明責任をどれだけ丁寧に果たせるかという点だ。
出典: 株式会社ニチレイ(日本経済新聞報道) / https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1447A0U6A810C2000000/ / 2026-08-14 / confidence: Medium
2. 【経済・玩具スポーツ】アシックス、初の売上高1兆円へ通期上方修正・増配
- 修正の規模 — 通期売上高予想を9500億円→1兆500億円に上方修正、上場来初の1兆円台へ。
- 利益・配当 — 経常利益は1650億円→1890億円(+14.5%)、純利益は1100億円→1200億円(前期比+21.6%)、年間配当も38円→44円に増額。
- 上期実績 — 1-6月期は売上高が前年同期比32.7%増の5344億円と中間期で初の5000億円突破、純利益も同53.3%増で過去最高。
- 株価反応 — 発表を受け株価は上場来高値を更新。
詳細
アシックスは8月14日、2026年12月期通期の連結業績予想を上方修正すると発表した。
売上高は修正前9500億円から1兆500億円へ、営業利益は1710億円から1950億円へ、経常利益は1650億円から1890億円(+14.5%)へ、当期純利益は1100億円から1200億円(前期比+21.6%)へとそれぞれ引き上げ、いずれも過去最高となる見込み。
配当も年間38円から44円に増額修正した。
上期(1-6月)は売上高が前年同期比32.7%増の5344億円と中間期として初めて5000億円を突破し、営業利益は同48.5%増の1204億円、純利益は同53.3%増の821億円といずれも過去最高を更新。オニツカタイガーを含む全カテゴリーで増収増益となったことが牽引した。
分岐点は、円安効果に頼らない収益構造をどこまで維持できるかにある。
出典: 株式会社アシックス(日経会社情報DIGITAL・適時開示) / https://www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/20260813520052/ / 2026-08-14 / confidence: High
3. 【経済・半導体電子部品】フェローテック、最終利益予想を9.1%上方修正
- 修正幅 — 2026年12月期通期の最終利益予想を330億円→360億円(+9.1%)に上方修正。
- 1株益 — 612.3円→668.0円に引き上げ。
- 背景 — 4-6月期(第1四半期)の売上営業利益率が前年同期の9.7%から急改善したことが要因。
- 事業内容 — 半導体製造装置向けのシリコン部材・真空熱処理装置などを手がける。
詳細
フェローテックは8月14日15時30分、2026年12月期通期の最終利益予想を330億円から360億円(+9.1%)に上方修正すると発表した。
1株当たり利益も612.3円から668.0円に引き上げている。
背景にあるのは4-6月期(第1四半期)実績の急改善で、売上高営業利益率は前年同期の9.7%から15.4%へと大きく上昇した。
同社は半導体製造装置向けのシリコン部材や真空・熱処理装置を主力事業とし、AI・データセンター向け半導体需要の高まりが業績を押し上げている。
読み替えると、装置本体だけでなく「消耗品・部材」側の需要拡大も、AI投資の裾野の広さを映す指標になっている。
出典: フェローテック株式会社(株探ニュース) / https://s.kabutan.jp/news/k202608140287/ / 2026-08-14 / confidence: High
4. 【国際・海外企業】マースク、2026年通期ガイダンスを再び上方修正
- 修正幅 — 基礎的EBITDA予想を80億〜100億ドルから105億〜125億ドルへ、EBIT予想を20億〜40億ドルから45億〜65億ドルへ引き上げ。
- 今年2回目 — 年内2度目の上方修正で、フリーキャッシュフロー予想も「▲15億ドル以上」から「0ドル超」に改善。
- 第2四半期実績 — 売上高は前年同期比20%増の158億ドル、コンテナ輸送量は同4.1%増、平均運賃は同22%上昇。
- 市場見通し — 世界のコンテナ市場成長率見通しを2%から4%程度に上方修正。
詳細
デンマークの海運大手マースクは8月13日、2026年通期のガイダンスを年内2度目となる上方修正で引き上げると発表した。
基礎的EBITDA予想を従来の80億〜100億ドルから105億〜125億ドルへ、EBIT予想を20億〜40億ドルから45億〜65億ドルへ引き上げ、フリーキャッシュフロー予想も「▲15億ドル以上」から「0ドル超」に改善させた。
第2四半期は売上高が前年同期比20%増の158億ドル、コンテナ輸送量は同4.1%増、平均運賃は同22%上昇。世界のコンテナ市場の成長率見通しも従来の2%から4%程度に引き上げた。
本質は、紅海・ホルムズ海峡情勢の混乱が続くなかでも運賃と荷動きが底堅く推移している点にある。
出典: A.P. Moller - Maersk A/S(GlobeNewswire) / https://www.globenewswire.com/news-release/2026/08/13/3344229/0/en/upgrade-of-guidance-for-full-year-2026.html / 2026-08-13 / confidence: High