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市場ニュース 2026-08-28

市場2026-08-28

【市場・株式】米国【政治・金融政策】

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目次
  1. 今日の地合い
  2. Snapshot
  3. 今日の主題
  4. NVIDIA決算、東京では反応鈍く NYでは一夜明けて急伸
  5. Watchlist
  6. 出典

今日の地合い

Snapshot

項目 水準・前日比 投資上の意味
日本株(日経225) 66,131.98円(▲130.18円、▲0.20%) NVIDIA決算を消化しきれず小反落。29日の半導体装置株決算が次の材料
米国株(ダウ/S&P500/ナスダック) 53,569.44(+0.2%)/7,730.99(+0.72%)/26,541.35(+1.57%) NVDAの異例の年間ガイダンスを好感しグロース株中心に上昇
ドル円 159.42円台(前日比▲0.07円) インフレ粘着観測を引きずり159円台で高止まり
米10年金利 4.675%(前日4.664%から上昇) 根強いインフレ観測を背景に高水準を維持
原油(WTI) 83.90ドル(+2.03%) ホルムズ海峡を巡る中東情勢の緊迫化で供給懸念が再燃

今日の主題

NVIDIA決算、東京では反応鈍く NYでは一夜明けて急伸

米国時間26日引け後、NVIDIAは2027会計年度第2四半期(5-7月期)決算を発表した。
売上高は962億ドルと市場予想920億ドル台を上回り、前年同期比106%増。
柱のデータセンター部門は890億ドル(前年比117%増)、非GAAP EPSは2.22ドル(予想2.10ドル)だった。
日本時間27日の東京市場ではこの決算を受けても買いは続かず、日経平均は前日比130円安の66,131.98円で終えた。
半導体を含むAI関連株の一角に利益確定売りが出たとみられる(株式ちゃんねる、miken)。

流れが変わったのは27日のNY通常取引だった。
決算説明会でCFOのコレット・クレス氏が2028会計年度(2027年2月〜2028年1月)の売上成長率を70%と初めて開示し、アナリスト予想平均の44%を大きく上回ったことが伝わると、NVDA株は前日比+8.7%まで急伸した。
「需要は70%をさらに上回る」というジェンスン・フアンCEOの発言も伝わり、AIバブル懸念や関連企業間の「循環取引」批判を打ち消す材料として受け止められた(CNBC、Fortune)。
データセンター向け需要の強さを裏付ける内容と評価され、ナスダック総合は+1.57%高の26,541.35、S&P500は+0.72%高の7,730.99、ダウ平均も+0.2%高の53,569.44とそろって上昇した。

半導体・AI関連株への資金流入は、29日に決算発表を控えるアドバンテスト・東京エレクトロンなど日本の半導体製造装置株の値動きにも波及しうる。
AI投資の持続性への懸念が後退したことで高PER・グロース株全般に追い風が入りやすい地合いとなった一方、今回のガイダンスがメモリー逼迫などの供給制約を織り込んだ数字である点には留意が必要である。

コア数値: NVIDIA売上高962億ドル(前年比+106%、市場予想920億ドル台、NVIDIAニュースルーム)。
データセンター部門890億ドル(前年比+117%)。
非GAAP EPS2.22ドル(予想2.10ドル、前年1.01ドルから+120%)。
2028会計年度売上成長率ガイダンス+70%(アナリスト予想平均+44%、CNBC)。
NVDA株価+8.7%(27日、CNBC)。
日経平均66,131.98円(前日比▲130.18円、▲0.20%、miken)。
S&P500 7,730.99(+0.72%)、ナスダック総合26,541.35(+1.57%)、ダウ平均53,569.44(+0.2%)(Yahoo Finance/CNBC)。

Watchlist

期間 確認項目 注目水準・イベント 見方が変わる条件
短期(8/28夜、日本時間23時ごろ) ウォーシュFRB議長の就任後初講演(ジャクソンホール会議) 金融政策・インフレへの言及有無 タカ派的なら金利上昇・ドル高、ハト派/中立なら株高・金利低下
短期(8/29-) アドバンテスト・東京エレクトロンなど半導体製造装置株の決算 4-6月期の増益幅・ガイダンス 好決算なら日本の半導体セクターに追い風、弱ければ利益確定売り
短期(数日内) 米長期金利とドル円の動向 米10年金利4.7%接近、ドル円160円接近 さらに上昇すれば高PER・グロース株の重荷に
中期(9/17-18) 日銀金融政策決定会合 1.00%→1.25%への利上げ実施の有無 利上げなら高PER株・円安関連株に逆風
中期(継続) ホルムズ海峡・中東情勢 米イラン間の緊張、航行制限の動向 悪化すれば原油続伸・インフレ懸念再燃、収束すれば原油反落
📘 今日の学習(クリックで展開/全員必読ではありません)

決算の「発表直後」と「消化後」で株価反応が変わることがある理由

NVIDIAは26日、売上962億ドル・データセンター890億ドルと予想超えの決算を発表したが、直後は時間外で下落する場面もあり、27日の東京市場でも小幅安にとどまった。
ところが27日のNY通常取引では、決算説明会でCFOが示した「2028会計年度売上成長率70%(アナリスト予想44%)」という異例の年間ガイダンスが伝わると、株価は+8.7%へ急伸した。
決算発表直後の株価反応は、数字そのものよりも投資家がまだ細部(説明会でのコメントやガイダンスの含意)を消化しきれていない段階の反応であることが多く、電話会議やアナリストとの質疑応答を経て市場の解釈が固まると反応が反転・増幅することがある。
決算当日の値動きだけで結論を出さず、翌営業日以降の値動きまで確認するのが基本動作になる。

出典