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市場ニュース 2026-09-26

市場2026-09-26

【市場・コモディティ】米国中東【政治・外交安保】【政治・金融政策】【市場・株式】【市場・金利】【市場・為替】

#市場ニュース#米国株#原油#為替#金利#ホルムズ

目次
  1. 今日の地合い
  2. Snapshot
  3. 今日の主題
  4. ホルムズ再開案が原油のリスク上乗せを縮める
  5. 日米財務当局の連携シグナルで円高
  6. Watchlist
  7. 出典

今日の地合い

Snapshot

項目 水準・前日比 投資上の意味
日経225 66,364円(+1.30%) 円高下でも東京株は上昇
米国株 ダウ 51,829(+0.93%)
S&P500 7,743(+0.51%)
ナスダック 27,069(+0.48%)
AI関連買いが株価を支えた
ドル円* 157.13円(−1.06%) 日米当局の円安けん制を意識
米10年金利 5.17%(−0.01pt) 5%台は株の割引率を押し上げる
WTI原油 11月限 92.41ドル(−2.3%) 停戦期待で低下、供給回復は未確認

今日の主題

ホルムズ再開案が原油のリスク上乗せを縮める

Reutersによると、米・イラン交渉団は、イランがホルムズ海峡を再開し、米国が経済封鎖を解除する段階的な出口を協議しました。
供給途絶が続く確率の低下を市場が先に織り込み、Reutersの清算値ではWTI11月限が92.41ドル(−2.3%)、Brentが104.32ドル(−2.1%)となりました。

ただし、イラン側は核計画で譲歩しない姿勢を示し、フーシ派のサウジ攻撃も続いています。
Reutersが引用したKplerの暫定値では、9月20日開始週のホルムズ海峡経由の原油は3,370万バレルで前週並み。
価格低下は通航正常化の確認ではありません。

株式にはAI投資への期待も追い風でした。
Reutersによると、MicrosoftはCopilotの新機能発表後に3.3%上昇し、米3指数も0.48〜0.93%高。
一方、米財務省の10年パー利回りは5.17%で、Reutersが伝えた10月利上げ確率は66%でした。
原油安はインフレ圧力を和らげますが、金利高が株高の広がりを抑える組み合わせです。

日米財務当局の連携シグナルで円高

片山財務相は9月25日の会見で、日米首脳会談でトランプ大統領から円安への懸念が示されたと説明しました。
同日21:00 JSTの片山・ベッセント財務長官の電話会談では、円の過小評価への懸念と日米協力の強化方針を再確認しています(財務省)。

ReutersのNY 15:10 EDT更新記事に掲載されたスポット値は157.13円で、円は対ドルで1.06%上昇しました。
米10年金利が5%台で、米利上げ観測も残る中の円高です。
値動きからは、金利差の縮小より、当局の警戒シグナルを受けた円売り持ち高の調整が短期の主因と読めます。
これは介入実施の発表ではありません。

Watchlist

期間 確認項目 注目水準・イベント 見方が変わる条件
短期 ホルムズ通航・サウジ向け攻撃 9/20週の通航原油3,370万バレル(ReutersがKpler引用) 通航増加と合意履行なら供給不安後退、攻撃・封鎖の拡大なら再燃
短期 ドル円と当局発言 Reuters 9/25 15:10 EDT更新記事の値157.13円 同じNY時間帯のReuters値で円高が続くか、警戒後退で反転するか
短期 米9月雇用統計 10/2 21:30 JST(BLS公式発表) 雇用・賃金の上振れなら利上げ観測と長期金利が再上昇しやすい
中期 米9月CPI・FOMC CPI 10/14 21:30 JST、FOMC声明 10/29 03:00 JST CPIと声明が追加引き締めを示すか、金利高の巻き戻しを促すか
📘 今日の学習(クリックで展開/全員必読ではありません)

地政学ショック時の先物価格には、目先の供給量だけでなく、供給停止が続く確率に応じたリスクプレミアムが乗ります。交渉進展でその確率が下がれば、現物の流れが戻る前でも価格は下がり得ます。

ただし、通航量が3,370万バレルで前週並みなら、価格下落だけで供給正常化とは言えません。期待の変化と実際の輸送量を分けて確認します。

出典